おカネの切れ目が恋のはじまり 第1話 №1

2020-12-31

 #1私達は日々お金に振り回されている №1

鎌倉で暮らしている主人公の九鬼玲子(くき れいこ)
きっかり朝6時に目覚め、お目覚のおやつにくるみクッキー一つ130円に感謝しながら、頬張る。
美味しさと、良い休日を迎えられた事に、“よき”と、噛みしめている姿が印象的な始まりです。
雑に、頬張るのではなく、しっかりと味わってます感が、とても引き付けられる。
金曜日まで働いた自分にご褒美、そして、二連休の休日を楽しむ喜びに感謝。
このくるみクッキーを買い求める為、行列に並び、ほとんどの客は、まとめ買いをする程の人気店。
その中で、玲子は、くるみクッキー一つを注文する。
そんなお客は、居なかったのだろう、“一つと?” と聞き返す販売員。
ほとんどのお客は、大体一万円位の注文をして持ち帰る。
なのに、“以上で”、と言う玲子に、驚いてしまう販売員。
130円をキッチリ支払う財布も凄い!
十円玉、百円玉、五十円玉、などをキッチリ一枚ずつ出す事が出来るがま口財布!
時間、行動、私物、日常生活全てが、キッチリしている玲子という人物は、
全てに感謝の気持ちと、雑に扱わない気持ちを持ち、ちゃんと生きているんだと。
現代社会の忙しい昨今、毎日を雑に過ごさないという、なんとも個性的で、人を寄せ付けそうになさそうな、
でも、その生き方に、侘び寂びを感じつつ、独特で、利己的の様な個性に、引き付けられてしまいそうになる始まりです。
一方、ブランドショップで、可愛い!!
全部頂戴!!と楽しそうに、ブラックカードで爆買いしてはじけている人物、猿渡慶太(さるわたり けいた)
両手一杯に爆買いした袋を持ち、ルンルン気分で街中を歩いていたら、
ウェディングサロンには、恋人らしき人物を見かけたので、立ち止まり、声をかけてみる。
が、一緒に居たのは、見知らぬ男の人。
何か、複雑な感情を表現していた。
そして、場面は、2連休の翌日であろう早朝に、玲子が、気合を入れて部屋の掃除をしていた。
キッチリと、お金を数えて、何かをお迎えするようです。
一般的には、買い物をする。という事を玲子にとっては、その物に対して、お迎えする。という表現に変わる事が分かった。
安易に可愛いからと、欲しいからと、ブランドショップで爆買いしていた人物とは対照的で、
何回も納得するまで、見つめる、サルの絵皿。
手に入れるには、一年越しで通いつめ決意した結果のお迎えになるのでしょう。
いよいよ、と言う時、爆買い男、猿渡慶太が現れ、目の前で、皿を片っ端から購入していく。
まさか、バーベキューに使うには、相応しくない皿にまで手を伸ばすなんて、流石、爆買い男ってかんじですかね。
見てるほうは、そのお皿だけは、と言えばいいのに、きっと大切に使われるんだと、思っちゃったんでしょうね。
縁が無かったかのように、お迎えを諦めてしまう。
心静かに・・・心静かにと・・・
お迎えしようと決めた日に、目の前でサラワレル・・・皿だけに。
玲子にとって、強烈な出会い方をする。この人物との物語です。
鎌倉で民宿を経営している母(九鬼サチ)は、久々のお客様だからと喜んで、朝食と思えないほどの量の食事を出す。
玲子は、大盤振る舞いしすぎだと釘をさす。
そんな玲子に、母親のサチは、お皿を手に入れられなかった悲しみをぶつけてくると思ったのか、
そんなに落ち込まないでと言う。
あのお皿には縁が無かっただけです。と強がる玲子。
中々、孤立した性格を表現しているように思える。
そこで、朝の情報番組に出演していた、早乙女クリス健(31)が、登場すると、お金の使い方を語り始め、メモを取る玲子。
お金の使い方イコール生き方と言い切る。
美しく生きる為には、お金も、美しく使いたいですよねと語りかける早乙女クリス健。
TVに向かってうなずく玲子。
おもちゃ会社の経理を務める玲子。
領収書をチェックしては、ハンコを押しまくる。
一方で、猿渡慶太は、同じ会社の営業部。
朝から、コンビニで爆買いしたバームクーヘンを同僚に配りまくる。
そんな中、社長に呼び出されていると言われ、何事かと聞かれるが、心当たりがない慶太。
恐る恐る社長室へ向かう。
アメリカへの出張先で使ったカード明細がなんと¥7760000。
飽きれる父親でもある社長、お前会社辞めろと告げられる。
辞めるまでは見送られたものの、営業部から、経理部に移動を命じられる。
部署が変わって一からやり直すためか、花形の営業部からの地味な事務作業。
めげずに務める事が出来るのか、ここで、玲子と再会する慶太。
玲子は、慶太のほころびかけたジャケットの袖のボタンが気になっていた。
が、慶太の顔を見た途端、あの、お皿をさらって行った奴だとばかりに、
笑顔でよろしくお願いします。よろしく!よろしくね!と言う慶太に言葉が出ない。
目をひん剥き、お皿を奪った時の感情が込み上がってきたのでしょう。その表情から固まっていた玲子。
見かねた上司が、玲子に、愛想よくしてくれとは言わないが、社長の息子なんだよと告げ、それなりの対応をするよう伝える。
しばらくお灸をすえた後に営業に戻すらしいからと伝える。
教育係の玲子に、お金の事を一から教えてあげて欲しいと伝える。
経理部でお金の修業をさせてくれと頼まれたので頼みますと言われる玲子。
この二人の恋の始まりは、あり得るのかな?
【№2】