おカネの切れ目が恋のはじまり 第4話「過去への旅」№1

2020-12-31

ゴロゴロピッカーンの出来事から、一夜明けて、寝不足気味の朝を迎えた玲子と慶太。
いつもの朝なのに、玲子の動揺は、髪を切った見た目からも、どうした?と思われるほどわかりやすい。
営業部のガッキーが、領収書を持って来た時にも、周りの声が聞こえない状態で、何回も玲子を呼ぶが、耳に入らない様だ。
なので、肩をポンポンと叩くとやっと気づく程で、猿渡さんは?と聞くと、無断欠勤です。という玲子に、
なんかやらかした?と聞くと、ゴロゴロピッカーンの出来事を思い出し、
そのことを吹き飛ばすかのように、勢いで、おかしなところにハンコを押してしまう玲子。
大丈夫かと気になるガッキー。
そこへ、上司から間違いを指摘され、認める玲子に、いつも完璧な仕事をする人がどうした?と周りの同僚から驚かれる。
何故かと動揺している中、早乙女クリス健の勢だと一人が叫ぶと、皆納得し出す。
ガッキーも、そっとしておこうと身を引く。
なんとか、一日の仕事を終えて、帰宅する玲子。
母親は、同窓会で外泊するから、猿君と二人きりで仲良くね~と伝言を残していた。
二人きり・・・二人きりと独り言を呪文の様に言っていると、周りが見えなくなっている玲子に、気づいて欲しかったのか。
硝子戸にぶち当たる猿彦(ロボット)が、存在をアピールする。
そんな猿彦に、ちょっとお話良いですか?と、引き寄せる玲子。
そして、あなたのご主人は何を考えてるんですか?と質問を投げかけ、ゴロゴロピッカーンの時の出来事を話す。
ロボットの猿彦、まあるいお目々をクリクリしながら、ヒャンと高い声で返事の様な声を発する。
昨日は、早乙女さんにフラれ、悲しいはずなのに、慶太の言葉では無いアピールが、どう受け止めるべきなのか分からない玲子。
以前、結婚について、慶太が言っていた事を思い出す。
生涯、この人一人を大切にする。そういう運命の人。ゴロゴロピッカーンってうたれてするもんでしょ。
そう言ってた慶太が実際に、ゴロゴロピッカーンの時に起こした行動を思い出し、運命?と呟く玲子。
その言葉を聞いた猿彦は、ウフフフうん~という感じで反応する。
まともに相談なんか出来ない事に、我に返ったのか、ご飯にしましょうか。はい。と気持ちを切り替える玲子。
カレーを温めている間に、ぬか漬けも出そうと、ぬか床のツボを開けてみると、大量の封筒が入っているではありませんか。
その封筒を机に並べていたら、玄関の扉が開く音に、慶太かと、玲子は、
会社にも来ず今まで一体‼と声を荒げるが、振り返ると
早乙女さんが立っていた。
玲子を見るなり、髪切ったんだと言う早乙女。
軽く返事をし、今日は、どうされましたかと聞く玲子。
傘を返しに来たんだと言われ、すみませんと傘を受け取ろうとするが、放さない早乙女。
勝手かもしれないが玲子を傷付けたくなかった。勝手だけど玲子の気持ち嬉しかった。それは、本当だから。という早乙女。
早乙女さん、私はもう大丈夫です。と微笑みをこぼす玲子。
彼は?猿渡君ここに居候しているんだろう?と玲子に聞く。
今朝どっかに行ったっきり帰ってきません。
ホント自由な奴だな。と猿彦を抱き上げ呟く早乙女。
テーブルに並べられた封筒は、現金書留で、毎月5万円を10年間玲子宛に送ってきていた。送り主の名前に心当たりはない。
住所も書いてあったので、返しに行くという玲子。
ついて行こうかという早乙女に断る玲子。
翌日の早朝、慶太の部屋を覗き、帰っていないか確認し、一人で返しに行く。
ロボットの猿彦に、お留守番お願いしますね。と伝えるが、付きまっとって来る猿彦に、お供してくれるの?と、
喜んで連れていく玲子。
家を出発して直ぐ、ガッキーに、声を掛けられる。
お休みで、鎌倉をブラブラしようかなってそしたら、玲子さんの民宿この辺だなぁって。
玲子さんと猿渡さん居るかなと思って。とガッキー。
慶太は、帰っていないとガッキーに伝える。
折角ですが、伊豆へ出かけるところなので、と伝え行こうとする玲子を引き止めるガッキー。
伊豆に用事があると見え見えの嘘をついて一緒に行こうとするガッキー。
鎌倉から伊豆へ行くのが、僕の定番のお散歩コースなんです。と言うガッキーと玲子は、一緒に伊豆へ行く事にした。
道中、時間調整の為、3分間停車するとの車内アナウンスが入り、停車した向かい側のホームに、イカめし屋さんを見つける玲子。
私イカめしには目が無くてと、購入を試みる事をガッキーに伝え、足には自信があると言っていたにもかかわらず、
間に合わず、乗り遅れる玲子。
ガッキーさんどうか良い旅を。と発車した電車に向かって言う玲子。
乗り遅れたホームで一人、イカ飯に舌鼓する玲子。良き。
プリプリのイカと甘めのたれ、だしがしみ込んだもち米ご飯が織りなす海辺のハーモニー。あぁ良き。と。
ありがとう。ぶらりイカ飯途中下車の旅。ありがとう。400円。と感謝する玲子。
これで400円ってとってもお得だと思いませんか?
一箱にイカが4匹、一イカ100円ですよ。と喜ぶ玲子は、分かりませんよね。と、猿彦に言う玲子。
あなたのご主人は、イカリングたった4切れのシーフードカレーに1780円も払っていましたから。
でも、とってもおいしいから、お土産にしてあげましょうね。と猿彦に言う玲子。
その頃、まりあは、連絡が無い事に苛立ち、慶太の母親に電話し、鎌倉に居候している事を告げ口していた。
そして、一足先に伊豆に到着していたガッキーは、玲子の到着を待ちわびていた。
乗っているであろう列車の乗降者が出てくる改札口で玲子を捜すが、小銭を落とすお年寄りと、道を尋ねられたガッキー。
そうとも知らない玲子は、ガッキーと遭遇する事無くすれ違う。
一人、田中三郎とモモタヤスオという人物を訪ね歩いていた。
見つけることを諦めた玲子は、アジの干物をお土産に買って帰る事にし、魚の直売所に寄る。
そこで、アワビ良いのが入ってるよと声を掛けられるが、アジの干物を下さい。とぶれない玲子。
店頭の商品ではなく、今朝ももちゃんが持って来たという干物を出してくれるお店のおばさん。
そのももちゃんに反応した玲子は、アジの干物何枚いる?と聞くおばさんに、ももちゃんというのは。と、写真を見せる。
お店のおばさんは、これももちゃんじゃない、だいぶ若いけど。と笑いながら言う。
ももちゃんなら、市場食堂の朝潮丸にいると聞いた。
そこで、捜しまわっていたガッキーが、やっと玲子を見つける。
やっと見つけた。と汗だくのガッキー。
見つけた?と聞くと玲子
玲子が心配で嘘をついて、付き添っていた事を言うガッキー。
すると玲子も、ゴメンナサイ。
イカ飯に目が無いのは本当で、発車に間に合わないのは織り込み済みで、わざと買いに行ったんです。
目的地に着くのが怖くてという玲子。
漁港で、中学の時の出来事をガッキーに話す。
玲子は、昔猿渡さんと同じでした。と言う。
欲しいものは何でも買ってもらって、それが当たり前だと思っていたある日、
会社で経理の仕事をしていた父親が、横領の罪で逮捕された。
家も家財道具も全て売り払いお金を親戚中から借りて、やっと返済出来たんだと。
父は離婚届を置いて行方が分からなくなりました。
お母さんと二人祖母の家にいく事になったと話す。
私が望んだから、あれもこれもと、望んだから、父は、罪を犯してしまったんだと。
私が父の人生を壊したんです。
だから、会いたくて、会いたくないんです。
無理して逢わなくていいんじゃあないですか。とガッキー。
こうして、お父さんの住む町まで来た。それだけで良いんじゃあないですか。帰りましょうと言うガッキー。
ところが、猿彦が突然暴走し始める。追いかける玲子の目の前に、父親の姿が・・・。