ジュディがアバンチュールで知り合った彼は、偶然にも刑事で、ひき逃げ事件を解決した経歴を持つ期待の人物。
怒りと悲しみとやり切れない心の闇に迷い込み、闇の中をさ迷っていたジェーン。
その人物の存在が、闇から解放される道しるべを見つけてくれるのでは、とジェーンに希望を与えた。
早速、ジェーンの夫テッドがひき逃げされた現場でジェーンとジュディは、刑事である彼と待ち合わせをしていた。
発見者は、シャンディー・アダムスという、ヘンリーと同級生の9歳の女の子であった事に驚きを隠せない。
現場は、人気のない、交通カメラもない、民家も無い。しかも、深夜1時。手掛かりを見つける事は、困難だと行き詰る。
この事件に、ジェーンの子供達を気に掛けるが、子供は、思った以上に強い事を伝えるジェーン。
早速問題を起こしたチャーリー。学校に呼び出されたジェーン。
学校でドラッグを売っていたと伝えられ、驚きを隠せないジェーン。
普通は、通報するのだが、父親の不幸を考慮して、穏便に事を済ませてもらえる事になり、安心するジェーン。
二週間の停学処分と、ドラッグで、Highになった生徒が車で対物事故を起こし、その賠償金を支払うようにと、請求された。
そして、停学中に、ウエイン牧師のカウンセリングを受ける事を勧められる。
一方、ジュディは、9歳の女の子が血まみれの死体に出くわす事はかなりきついよね。と気にしてニックに話していた。
それは、一生のトラウマものだよと衝撃的であったことを言うニックの言葉に、心配になるジュディ。
テッドのひき逃げ事件を捜査しているベレス刑事に、ジェーン・ハーディングの代理で来たと。
捜査の経過は、進んでいるか聞きに来たと伝えるニック。
ところが、手掛かりが一つも見つからない。捜査は進んでいないと伝えられる。
ひき逃げ事件で解決するのは、8%と告げられ、驚くジュディ。
一方、ジェーンは、自宅でチャーリーに、尿検査をさせていた。
反省の様子を見せないチャーリーに、苛立つジェーン。
親として恥じるジェーンに、気付かないのは当然よ。となだめるジュディ。
良いママならセラピーを受けさせるだろうけれど、まどろっこしいから、
思いっきりビビらせてやると、奮い立たせているジェーン。
そこへ、ママ!とヘンリーが学芸会に着て行く服をお披露目しに来る。
そのあどけなくかわいいヘンリーに癒されるジェーン。
そして、その学芸会を参観するジェーン。
シャンディー・アダムスってどの子?と聞くジュディ。
本当に可哀想と呟くジュディ。
その時突然、違うよ‼とキレ出すヘンリー。合唱しているクラスメイトに、「何度言ったら分かるんだ!」と怒鳴る。
ヘンリーのキレて怒鳴る事は、これが初めてじゃあないんだと担任の先生から聞かされる。
もっと早く教えて欲しかったと伝えるジェーン。
連絡先は、父親であるテッドしか知らなかったからと言われ、良いお父さんだった。
残念です。と、担任の先生に、泣き崩れられるジェーン。
その頃、ジュディは、シャンディーの姿を見つけ、話しかける。
事故の現場を見て怖かったでしょ?大丈夫?と心配する。
何かを見たか聞いてみる。
見たよ死体。気持ち悪かった。だって、足がねじれて、変な方向いていたし。
顔は、ぐっちゃぐっちゃでつぶれちゃってた。と伝えるシャンディー。
それはきつかったでしょ。というが、全然、・・・ワクワクした。と言う。
帰ってから絵も描いたよ。ママに捨てられたけど。と淡々と話すシャンディー。
あんな絵ダメよと母親が口をはさむ。
あの話はダメよと言ったでしょ。と言う。
表現力のある娘さん凄いわ。と伝えるジュデイ。
知らない人に変な話しちゃあだめよと言い立ち去る。
その晩、ヘンリーに、どうして合唱を途中で止めてクラスのみんなに怒鳴ったのかを聞くジェーン。
ママ!後ろの子の役目は、ペダルトーンなのにみんな目立ちたがる。メロディーなんて歌えないからペダルトーンなのに!
ジェーンは、ペダルトーンの意味を聞く。
同じ音を繰り返す事で、一つの音程でいいことを説明する。馬鹿でも歌えるようにだよ。もう目茶苦茶だよ。と。
ヘンリーはちゃんと歌えてたの?あそこに居てた人はヘンリーがめちゃくちゃにしたと思っているわよ。と伝える。
すると、ヘンリーは素直に謝る。ごめんなさい。と。
ママも怒鳴ってばかりいたわね。でもね、これからは、ママ頑張ると伝えていると、
パトカーのサイレンは、ジェーン宅の前で止まり、ドアを叩く音がする。
警察です。チャーリー・ハーディング!とけたたましくドアを叩く。
ドアを開けるジュデイは、は~い!と声をかける。警官役のニックは、始まるぞと言う。
ビックリしたチャーリーは、ジェーンを呼ぶ。
ジェーンとジュディ、ニックのお芝居が始まる。チャーリーを懲らしめる為に。
チャーリーに身体検査と、持ち物を検査するニックが、顔色を変えて驚く。
銃を所持していた。しかも、セーフティ(安全装置)が外れていた。
遊びは終わりだ。とニックは、笑いごとじゃあ済まないと、いつから弾を込めたまま持ち歩いていたか問いただす。
死人が出たかもしれないんだぞ!とニックの怒りはおさまらない。
ごめんなさい!とチャーリーが言うと、ジェーンは抱きしめ、部屋に連れていく。
銃を持ったガキ程怖い物はない。相棒だったルーカスの死の原因が、そうだったからと話す。
気を取り直すニックは、ジュディをランチに誘う。
銃を所持していた理由が、もしも悪い事が起こったらと言ったチャーリーの言葉が気になるジェーン。
何がそんなに不安なのか、と言うジェーンに、子供って不安だらけよ。と言うジュディ。
どうすればいいのか、チャーリーがそこまで怯えて暮らしているなんて変よ。
守られてる、安心だと思ってて欲しい。それが親の仕事でしょ。と言うジェーン。
チャーリーが持ち出して売っていた薬が、テッドの物だったとジュディに話すジェーン。
テッドは、心の問題を抱えていたの?とジェーンに聞くジュディ。
例えそうであっても、全く気付かなかった。と悲しげなジェーン。
その話を聞いたジュデイは、ニックとランチデートの時に話す。
山ほど薬を飲んでた。浮気してた。夜中の一時にジョギング。変でしょ。
鬱で自分から車の前に飛び出したんじゃあない?と推測を話すジュディ。
ニックは、いつもテッドの話ばかりするジュデイを指摘するが、一緒に居てると楽しいよと伝える。
ドライバーの罪について根掘り葉掘り聞くジュディ。
車が無いと犯罪も無いと言ったニックの言葉に固まるジュディ。
そのころ、ウエイン牧師の開催するカウンセラーの集いに参加していたチャーリー。
それを見守るジェーン。
ヘンリーもまた、歌とダンスをする神のハーモニーに参加したいとせがむ。仕方なしに認めるジェーン。
そして、夜に訪ねて来たアリーは、シャンディーの母親で、テッドの死体を見つけた事で、見せたい物があると、
車のライトの破片をシャンディーが、現場から持ち帰っていたと渡しに来たのである。
警察に渡せば役に立つでしょと。おじさんの死体にいくっついてたとシャンディー。
言葉を選ぼうとアリーが言いだしたと同時に、結構とドアを閉めるジェーン。
それを聞いたジュデイは、慌てて事故車を隠していた倉庫に向かう。
確認しようと開けると、そこにあるはずの事故車が無くなっていた。
ジュデイは、不安と疑問を抱えて、次回に続く。

バズ・ライトイヤー