事故車の車種を突き止めたジェーンは、早速、リストを作成してくれたニックと、ジュディの三人で、容疑者探しを始める。
ジェーンの不動産業の仕事を利用して、家の査定をさせて欲しいと、マスタングの所有者を偵察する。
ジェーンが家を査定中、車で待機しているニックとジュディ。
ジュデイは、動揺を隠せない。ニックに必要以上に質問と言葉を発し続ける。
リストアップし、一軒ずつ消去法で攻めていくつもりだ。
ジェーンは、犯人捜しの目標とこの戦いに挑む意気込みで溢れていた。
その姿を今にも吐きそうなくらい、顔色の悪いジュデイは、辛そうに見ていた。
とうとう倒れてしまったジュデイは、ゆっくり休む事にした。
そこに、アンドリュー・ピーターという飲酒運転歴のある人物の名前をあげるニック。
事故現場から4ブロック離れた場所に住んでいるという事をジェーンに話す。
その人物が犯人で間違いないと思い込んだジェーンは、興奮し、早速一人で訪問しに行く。
ニックは、ジュディの看病をするが、妊娠しているのではないかと症状から推測する。
それを聞いたジュデイは、元婚約者との間の事を告白する。
気を悪くしたニックは、その場を立ち去る。
妊娠なんて考えていなかったジュデイは、喜びを隠せない。
その頃、一人で捜索に乗り込んだジェーンは、容疑者であるかもしれない人物宅に入り込んでいた。
危険な人物かもしれないのに。
その宅で見つけたマスタングは、タイヤと、エンジンも無い組立中の未走行車だった。
的が外れたジェーンは、がっかりする。
用が無くなったジェーンは、帰ろうとするが、その男は必要以上に近づこうとする為殴ってしまう。
逃げ出すように出てきたジェーンは、またもや精神的ダメージを受けてしまう。
あふれる涙は、どうしようもなく、ただただ車のシートを倒し密かに過ごす。
そこへ、ジュデイからの電話が入る。
妊娠しているかもしれないと嬉しくて、スティーブに知らせる為、会社に押しかけに行ったジュデイ。
ジェーンは、妊娠しているか確認もしないで行った事を非難する。
それを聞いたジュデイは、早速検査薬で確認する。
結果妊娠していない事を知り、残念がるジュデイ。
ジェーンは、その晩、犯人捜索に行った家でひどい目に合った事をジュデイに打ち明け、慰め合う。
お互い酷い一日だったと。
ぺレス刑事に忠告もされている。個人で捜査する事を止めないと刑務所に入れるとまで言われていた。
警察がする事を民間人であるジェーンが、捜査にかかわる事をとがめられていた。
知らない人の家に一人で行く事は、危ないのでやめて欲しいとジュデイは言う。
わかってるとジェーンも、今回の事があって実感している事を伝える。
そうこうして、二人が部屋に戻った時、検査薬に反応が出ていることに気付く。
大喜びするジュデイ。
早速、病院へ検査に行くと、妊娠はしていないと言われる。
むしろ、アストロゲンの数値が低すぎて、妊娠は不可能だと言われる。
検査薬に反応があった事を聞いてみると、長く放置するとそういう事があると言われる。
色んな症状が出ているのは何故か聞くと、早期閉経の時にも同じ症状が出るのだと言われる。
この告知は、ジュデイにとってあまりにも悲しい事で、もう妊娠は出来ないと知る。
待合室で待っていたジェーンに泣き崩れるジュデイ。
一方、ニックは、マスタングリストに載っていたTKG ARTS を調べに来て驚く。
なんと、ジュディの作品が展示してあった。
マスタングの所有者リストに載っていた事を隠していたのか、このお店の所有者との関わりは?
色々な疑問を持ちつつ、次回に続く。

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