スティーブに瓜二つのふたごの弟ベンが訪ねてきた。
ジュディは、知っていたようだが、ジェーンは、驚きを隠せない。
衝撃を受け過ぎたのか、気を失ってしまうジェーン。
気が付くと、ベンが介抱してくれていた。医者ではないが、医者の資格を持つカイロプラクターという彼。
兄貴は、毎晩ママに電話していたのに、突然連絡が途絶えたからおかしいと、行方を捜しに来たという。
スティーブの会社に強制捜査が入ったと連絡が入り、親父がパニクっているみたいなので、帰るベン。
それを聞いたジェーン。
FBIが、スティーブを捜す?FBIが、捜査に動き出すなんてマズイマズイと焦る。
私のせいだと思う。とジュディ。
マネーロンダリングをしている事を警察に密告したという。
そんな大切な事を早く言いなさいと怒るジェーン。
ついでに、双子の兄弟がいる事も言っときなさいよ!言っといた方が良いとは思わなかったの?と声を荒げる。
ジュディの啓発な行動に不安と、怒りで、振り乱すジェーン。
今の生活と、子供達を守る事が出来なくなる不安。
そんなジェーンに私が居るずっとそばに居る事を言うジュデイ。
冗談じゃあない車で生活するような人に任せられないと、きっぱり断るジェーン。
そして、スティーブの会社に行くベンとジュデイ。
何とか、ベンの気を反らしたかったのか、スティーブが、ヤバくなったらメキシコに逃げると言ってた事を話し、
メキシコに身を潜めているのでは?とほのめかす。
オフィスに入ると、パソコンを全て押収されていた。
酷い!と、二人は、唖然とする。
一方、ジェーンは、ローナに自分に何かあれば、子供達の法廷後見人になって欲しいとお願いする。
ローナは、もう長くないの?と、ジェーンが、重い病にかかってしまったと勘違いする。
遺言書を手直ししたいだけ、もう、テッドが居ないからと伝える。
そして、スティーブのオフィスを片付けるベンとジュデイ。
弁護士をしていた兄貴が、マネーロンダリングをしていたなんてと、絶望するベン。
ハッキリしているのは、スティーブの画廊が関係していると言うジュディ。
画廊は、君の絵を売る為にオープンしたんだろ?と驚くベン。
画廊は、隠れ蓑よ、絵も戻ってこないと思う。とジュディ。
それを聞いたベンは、申し訳なさそうに、顔を両手で塞ぎ、兄貴と別れてくれて良かった。
勿論君とは、家族になりたかったけど、兄貴には勿体無い、別れて良かったよ。と、申し訳なさそうに言うベンに、
またもや、あなたに言う事があると言うジュディ。
警察に密告したのは、私なの。と言う。
どうして?と顔をシカメルベン。
あの時はこうするしかないと思ったのよ、でも、今は後悔している。と泣きながら言うジュディ。
それを聞いたベンは、ん~何で・・・という感情を抑えながらも、謝るジュディの言葉を聞き、
一旦飲み込み、これは、兄貴の自業自得だよ。と、許しを請うジュディを宥める。
ジュディを責め立てないベン。
スティーブが持ち帰っていた、化石の森の石を見つけたジュディ。
貰ってもいいかベンに聞く。
それ、持ち帰っちゃあだめなんじゃあなかった?
そうよ。一杯看板が立ってた。とジュディ。
(その石を持ち帰ると不幸な災いを招くという、伝説もある。)
兄貴は、馬鹿だよ。とあきれるベン。
場面は変り、ジェーンは、ハーモニーの練習をするヘンリーを見ていた。
すると、クリストファーがジェーンに気づき、話しかける。
ジェーンは、クリストファーの兄である弁護士に遺言の書き換えを頼みたいと言う。
が、兄は、犯罪専門。と言われる。
が、番号を教えてというジェーン。
いつもの勢いがないジェーンに気付いたクリストファーは、なんだか弱ってない?と心配する。
大丈夫、よく眠れないだけ。とかわすジェーン。
アデルという犬をみせるクリストファー。
ジェーンに無理に抱かせると、かわいいでしょ。
子犬に癒されるジェーン。
ジェーンは、車で帰宅中、子供達と過ごせる時間が無くなるかもという不安からか、
思い出作りをしたかったのか、旅行に行こうと話す。
どこでもいい。遠い所。カナダとか。というジェーン。
チャーリーは、地味で面白くない。と言い、ヘンリーは、ハーモニーの練習がある、休めないよ。と言う。
子供達は、喜んで旅行に行くとは言わない。
家の前のパトカーに何事かと顔色を変えるジェーン。
あの、ペレス刑事が、来ていた。
チャーリーは、パパの事件?捕まったの?といきなり聞く。
まだ捜査中よ、ママと二人で話したい。と言う刑事。
今日は、謝りに来たと言う刑事。ジュディ・ヘイルへの接近禁止命令を持って来たの。
そこへ、家の中からジュディが、ローレルの葉を切らしてると出てくると、
ふざけてるの?と怒り出す刑事。
ジェーンは、誤解があったと言う。
が、ジュディにご主人が轢かれたっていうのが誤解?早く逮捕しろとわめいたのはあなたよ。と言われる。
私だって証拠があればそうしたいと言うペレス刑事。
夫を轢いた車は、ジュディのではない、スティーブ・ウッドのよ。と言うジェーン。
ジュディは、スティーブをかばっていただけと言い、もう忘れたい、何もかも許して忘れたいと言うジェーン。
そんなジェーンに、ペレス刑事は、何故溺死するか知ってる?と聞く。
ドキッとするジェーンは、何の事?と、落ち着いて聞き直す。
静かな海だと思って沖に泳ぎ出して、早い潮の流れに巻き込まれるのよ。
ジュディは、潮の渦よ。スティーブも危険な連中と付き合いがあった、くれぐれも用心する事ね。とペレス刑事は、忠告する。
スティーブの口座が凍結されて、ジュデイから受け取った50万ドルの小切手を換金できない事と関係があるの?
と聞かれるジェーン。
悪いのは、スティーブよ。と言い切るジェーン。
そんなジェーンに、そう。と立ち去る刑事。
久々に夕食が、ジュデイの手作りの食事に、喜ぶヘンリー。
その頃、ペレス刑事は、ニックの家に、捜査を手伝う気があるか聞きに行っていた。
ニックの推測は、真相を突き詰められる。と
捜査に加わわるなら、心理テストと、アルコールチェックをする。と
言い終わらないうちに、お断りと、これ使ってくれとなにかを手渡す。
ペレス刑事は、気が変わったら・・・と言い終わらないうちにドアを閉められる。
ジェーンの家にも訪問者が来ていた。
なかなか出ようとしないジェーンとジュディに、チャーリーは、出なくていいの?と言う。
心理的に出たくない事も分からなくもない。
ジェーンとジュディ二人で訪問者を迎えに行くと、ベンがニコやかに立っていた。
押しかけてゴメン、近くまで来たので、と言うより、ワザと近くを通りかかったんだ。押しかけたくて。と。
あ、そう。と冷めきった言い方であしらうジェーン。
実家で見つけたジュデイの作品を持って来た。
それを見たジュディ、5年くらい前のよ、お母様へのクリスマスプレゼント。と喜ぶ。貰っちゃっていいの?
しまったままだったからと言うベンに、ありがとう。と笑顔で言うジュディ。
えぇ。とジェーンは、何やら不機嫌で、親切ね、じゃあもう、寝る時間だからときりあげようとする。
が、ジュデイは、寄っていく?と言ってしまう。
ベンは、じゃあと寄っていく?と言ったジュデイの方に返事を返し、お邪魔する。
どうぞ。とジュディ。
食事をご馳走する。
ジェーンに招き入れてくれたことにお礼を言うベン。
両親は兄貴の事で気を揉んでいて、実家には居辛いと言う。
そして、ジュデイの言う通りきっとメキシコだよ。
それを聞いたジェーンは、ジュデイが言ったの?と聞き返す。
ジュディとは、一緒に会社を見に行った。その時に言っていた事を話す。
みんなに迷惑をかけて。兄貴らしいよ。兄貴の行く先々でどういうわけかトラブルが起こる。と、
そこへ、ヘンリーが、パパ鳥が暴れてる助けて。と、
どうすればいいか分からないジェーン。
ジュデイは、そっと鳥を手で掴みヘンリーを安心させる。
それを見たジェーンは、ジュディにありがとう、居てくれて良かった、色々ごめんなさい。と手を取り、感謝する。
その夜、眠れないのか、一人キッチンで、ぐっすり眠れるとローナから貰った薬を眺めながらクッキーを食べるジェーン。
何やら、コトコトと音が鳴り、その物音が気になり、音のする方に行ってみると、鳥が、窓を突く音だった。
物置の天井には、雛鳥が居た。
パパ鳥ではなく、ママ鳥だったのね。と
巣に戻ろうとしていたママ鳥の為に、庭の方へ巣を移動してあげる。
ふと、プールを見たジェーン。犯してしまった罪を思い出す。
どうやって二人で死体を運び処理したかを思い出すシーン。
大型冷凍庫には、スティーブの死体が隠されている事がこの回で分った。
ここで、次回に続く。

地に落ちた信頼: ボーイング737MAX墜落事故