ジュディとミッシェルが過ごした一夜が明け、ジュディは、キッチンで朝のコーヒーを入れようと準備していたら、
ミシェルの且つての恋人だった?ルームメイト?と鉢合わせをするその人物が、ペレス刑事だった事に驚く。
ペレス刑事もまた、冗談でしょ。と、感じの悪い反応をするオープニングから始まる。
その感じの悪さを吹き飛ばすかのように、テンションを高くして、ミッシェルと知り合いだなんて!凄い!とジュディ。
知り合いどころじゃあない、6年付き合って、一緒に暮らしてる。と言うペレス刑事。
それじゃあ、ただの知り合いじゃあないね。と言うジュディ。
ミシェルの何なの?と聞くペレス刑事。
コーヒー豆をセットして入れ様としていたジュディは、気まずい雰囲気を和まそうとコーヒーどう?と聞くジュディ。
私のエスプレッソと言い返すペレス刑事。
そこへ、携帯電話が鳴り、出ないの?と聞くジュディに、私の家から出て行って。と言うペレス刑事。
慌ててカバンと上着を持ち出ていくジュディ。
一方、ジェーンとチャーリー
標識を設置して、事故を無くしたいと思うジェーンは、通行車両の速度を測っていた。
ここ迄しなくてもと言うチャーリ。
こんな事、子供を産んだことに比べたら大した事ないと言うジェーン。
親子のコミュニケーションをとる和やかな時間を過ごせていた。
朝の通勤、通学を急ぐ車のラッシュ時の速度測定を終えたジェーンは、キッチンでそのデータをパソコンで、入力していた。
そこへ、ジュデイが帰って来た。
ミッシェルと過ごした一夜は、素敵だったと満足げに話すジュデイ。
けれど、その家に住むルームメイトに問題がある事を話そうとした時、訪問客の呼び鈴が鳴る。
ベンに物件を見せる約束をしていたジェーン。
やけにおしゃれしてる事を指摘される。
ジェーンとベンは、少しずつ距離を縮めてきている事を周りの人が感じる様になってきた。
そんなほのぼのとした雰囲気の中で出迎えに行ったジェーンとジュディ。
あら、偶然ね。とベンを突き放すジェーン。
そんなジェーンに、ゴメン、今日じゃなかった?としどろもどろに動揺するベン。
軽いジョークのつもりが、謝るベンの姿を見て、あぁ~;;めんどくさい。入ってとジェーン。
ところが、今は、動揺してて、実は、知らせたい事があってね。
兄貴の車が見つかったんだ、街はずれで焼け残りだよ、殆ど灰だった。と言うベン。
それを聞いたジェーンは、そんな状態で何故スティーブの車だと分かったのか聞いてみる。
すると、車体番号だよ。と言うベン。
車両番号;;としくじった感を滲ませ気味に囁く二人。
事故とかじゃあない誰かがワザと燃やしたんだと言うベン。
ジェーンに、折角時間を作ってもらったのに、ごめんね。とアパート探しをキャンセルするベン。
いいのよ。どうか気にしないで。と言うジェーン。
家族が皆パニクってて兄貴の無事を祈る会をやるんだって。と言うベンは、
僕が幹事。と言聞くと二人は、同時に喋り出す。
断わりなさいよ。ジェーン。
素敵ね。ジュディ。
二人は、同時に全く反対の事を言いだす。
両親には言えないけど僕としては、もう諦めてかけてる。と言うベン。
朝っぱらからゴメン。こんな話し、気が滅入るよね。と謝るベン。
無事を祈る会って何を用意して開催すればいいか分からないと言い出すベン。
キャンドルとか、お花を飾って。と説明するが、到底出来そうにない姿を目にしたジェーンは、
私達がする。と言ってしまうジェーン。
犯人が幹事をやるなんてありえない。と批判するジュディ。
その反対で、集会の原因を作った人間が集会の幹事をやってるなんて誰も思わないでしょ。と言うジェーン。
この危険なチャレンジに、協力してあげているジュディには、話しにくい話しを話すチャンスだと思ったのか、
ジェーンに、広い心で聞いて欲しい事があると打ち明けるジュディ。
ミシェルのルームメイトは、元カノで、刑事、ペレーズよ。と言うジュディ。
それを聞いたジェーンは、最悪、元気出して。と言う。
何の事?と聞くジュディ。
ミシェルと別れるんでしょ、ペレーズがいつも側に居るようになるなんて冗談じゃあない、あなたを嫌ってる。とジェーン。
そう言われたジュディは、早速ミシェルと職場で会うが、別れを告げる。
別れたくなかったジュディは、集会の準備をしながらヤケ酒を飲み、別れた事をジェーンに報告する。
そして、集会が始まり、来客者に準備していた電子キャンドルを配るジェーンとジュディ。
スティーブに、沢山の友人がいた事に驚くジェーン。
そして、スティーブとベンの母親であるアイリーンが来た。
どうしよう。と、動揺するジュディは、アイリーンが苦手だと言う。
そんなジュディの代わりにジェーンが、アイリーンと話をする。
子供はいるか聞かれ、男の子が二人と答えると、うちと同じね、あなたは、こんな思いをすることが無いと良いわね。
母親には何よりも辛い。と言われ、自分がした事の罪の重さと罪悪感を感じた様に見えたジェーン。
一方、ジュデイは、スティーブの顧問弁護士だったハワードに、驚いた。と声を掛けられ、
家族を思いやる人の集まりにスティーブを密告した人が参加しているとは。
と驚きを伝え、ハワードは、ジュディの信じられない行動に呆れ立ち去る。
そして息子さんを大事にね。と言ってアイリーンは、ジェーンのもとを立ち去る。
すっかり日が暮れて、ベンは、少し疲れ気味で、ジュディに話しかける。
こんなに大勢の人が来てくれたのは嬉しいんだけど、無事を祈っても無駄なような気がすると言うベン。
どうして?とベンに聞くジュディ。
双子だからね。と諦めているベンは、まだ生きているのならわかる。と言う。
そこへ、冴えない弟。と声をかけてきたスティーブの友人は、少しデリカシーにかけている。
兄貴の友達選びは最低だ。だけど、女の趣味は良い。ほんとかな?と言うジュディ。
そこへ、スティーブのオフィスで見た女性が、会に参加しに来た。
よく見ると、妊婦と知るジュデイは、ショックを隠せなかった。
一方、ジェーンに声をかけてきたのは、ペレーズ刑事だった。
どうしてここに?と聞くと、仕事よ。こういう集まりに犯人が現れるのは珍しくない。と言う。
ジュデイは、その女性を気になり、声を掛けに行く。
あなたハイディよね。どこかでお会いしたかしら?と聞き返すハイディ。
スティーブのオフィスで。というと、確かクライアントの方と思い出す。
えぇ、と合わせるジュデイは、何か月か聞いてみる。
すると、4カ月と答えるハイディ。
パパはスティーブ?と聞く。
そう。と悲しげに答え、泣き出すハイディは、ごめんなさい、ホントに辛くてどうして良いか分からなくって。と言う。
そんな姿を見たジュデイは、敵の様な目で見ていた表情が一変する。
謝らないで、泣かせてゴメン、どうか、希望を捨てないで、ポジティブで居ましょうね。と声をかける。
ありがとう。とジュデイに、抱き付くハイディ。
そして、ジェーンが、ジュデイに、ペレーズ刑事が来ている事を伝えようと捜しに来た。
ジュデイは、スティーブと付き合っていた子が妊娠していると、ショックを伝える。
もう無理よ、帰りたい。と嘆く。
じゃあ、帰りましょう、目立たない様に。と帰ろうとした時、ママー。とチャーリーが来た。
そこで、ベンが挨拶し始め、今夜は、集まってくれてありがとう、特にジェーン・ハーディングとジュデイ・ヘイル。
この会の主催を企画し、手伝ってくました。とマイクで言うベン。
帰ろうとしていた二人は、拍手喝采を浴びる。
そして、少しでも手掛かりになる情報ダイヤルを受け付けている事と、犯人には、賞金を懸けている事も公表したベン。
その場に居た堪れなくなったのか、ワインを飲みたいと言うジュディ。
そして、スティーブとベンの思い出の写真をスライドショーで映し出されると、
それを見ているアイリーンの背中を見て、泣き出すジェーン。
そこに、ウエイン牧師が、お久しぶりと話しかけてきた。
気の毒だね、ご家族は毎日辛いだろうね、でも、神は必ず真実を明かしてくれるだろう。
と言う牧師の言葉も心に刺さったのであろう。
牧師さんごめんなさい。とその場から逃げる様に立ち去るジェーン。
一人、号泣するジェーン。
そこに、ベンが疲れちゃった。と側に来る。
手に持っていた止めたお酒をジェーンに勧める。
無事を祈る乾杯は、断れない。と飲むベン。
そんな姿を見て、思わず、ごめんなさい。と謝るジェーン。
何故謝るの?ここまでしてくれて、君は良い人だ他の友達とは違う、君は良いママだ。とジェーンに言う。
お世辞でも嬉しい。と言うジェーン。
兄貴が消えた事は悲しいけど、君に出会えた。とジェーンを見つめるベン。
その雰囲気を察し、寒くなって来たからそろそろ行くわ。と言うジェーンに来ていた上着を着せるベン。
そして、ベンとジェーンの姿を見たジュデイは、ワインを持っていこうとしたが、引き返す。
そこへ、ペレーズ刑事が、ジュデイに、また会ったわね。と声をかける。
安心してミシェルとは別れたと伝える。
それを聞いた刑事は、あなたは、居るべきで無い所にばかり現れるように見える、くれぐれも用心する事ね。と言い立ち去る。
その時、ジュデイの何かがブチ切れてしまった様で、もう、勝手にすればぁ~。
馬鹿みたいに良い事ばっかりしようとするくそ真面目な人間だなって、そのせいで、人に迷惑をかけてる事も止められない。
持って生まれた性分だから。と泣きながらペレーズ刑事に訴える。
ビニール拾いに行くアザラシが、窒息するの見たくない。と砂浜に落ちてるゴミを拾うジュディ。
そして、想い出のスクリーンショーの映像を見ていたチャーリーが驚いたのは、自分が乗り回していたあのベンツ。
そして、見覚えのある帽子をかぶって車と写っているスティーブの姿を目にする。
その映像を見たチャーリーは、顔色を変え、何かを察したかの様に、驚いた姿で次回に続く。

ヘルドッグス