デッド・トゥ・ミー さようならの裏に シーズン2-10

ペレーズ刑事宅を訪ね、自白したい事があると覚悟を決めたジェーン。

ところが、タイミングが最悪で、ペレーズ刑事のルームメイトのミシェルが家を出て行ったらしく、

泣き崩れるペレーズ刑事は、動揺しまくっていた事に、戸惑うジェーン。

気を取り直し、落ち着きを取り戻そうと深呼吸をするペレーズ刑事。

何を自白したいのか聞くと、スティーブを殺したとあっさり言うジェーン。

それを聞いて、ふざけてるのかと、聞き返すペレーズ刑事。

とにかく、死体を埋めた現場へペレーズ刑事を連れて行くジェーンは、確かここだったはずと、何回も森をぐるぐる回る。

そんなジェーンに、こんな森に一人で死体を引きずって来た事に疑問を持つペレーズ刑事。

そもそも何故殺害したのか、スティーブは、何をしに来たのかを聞く。

死体も出てこない、矛盾な事が多い事に、もういい、と現場から帰る事になる。

チャーリーを守る事で頭が一杯なジェーンは、とにかく、チャーリーが、犯人ではない事を訴える。

帰りの車の中では、これからは、自分で、子供を守る事が出来ないと泣きじゃくるジェーン。

今までの後悔や、思い残した事、母親失格だと自虐が止まらない。

母を無くす辛さは分かっていたはずなのに、我が子が寂しさで苦しむことを悔やみ、号泣する。

そんなジェーンに、お母さんはいくつの時に亡くしたのか聞くペレーズ刑事。

19歳の時に、乳癌でと言う。

私も小さい時に母を亡くした、再婚相手から私を守る為にと言うペレーズ刑事。

それを聞いたジェーンは、酷いと言う。

この後の事を話す、と言い、署に戻り、事情聴取には弁護士を呼んでも良い、その後正式に逮捕する。と説明する。

普通はそういう事になる、普通はね。・・・でも帰っても良い。と言う。

驚くジェーンに、二人共、今日探した物の事は、二度と口にしない、ここに来なかった。と言う。

意味が分からないジェーン。

今は、今は、刑事で居たくない、人間で居たい、誠意って奴にはね、いろんな形があるのよ、子供達に言いなさい。

愛していると、いつかは言えなくなるんだからと、見逃してくれる様だ。

ありがとう、ありがとう。と、溢れ出す涙を堪えながら、何度もお礼を言うジェーン。


一方、家で子供達の世話をしながら、ジェーンが、自首しに行った事を隠そうとするジュデイ。

様子がおかしい事にチャーリーが、気付き始める。もう限界と、覚悟を決めて話し始めるジュディ。

子供達に話さなければいけない事があると話し始めた時、ジェーンが、帰って来た。

ママ~!と抱き付くチャーリー。

とにかく、ジェーンが、無事だったことを誰よりも安堵していたのはチャーリーだった。

一安心した二人は、ガーデンテラスで寛いでいた。

何とか切り抜けた犯罪者という罪悪感から解放された二人は、友情から一層深い家族になった様な愛おしさを感じる。


そして、ジェーンが抱えていた怒りの原因は、乳癌で亡くした母絵への怒りだった事を知る。

ようやく自分を理解してきたジェーンは、母の死をしっかりと悲しんでいなかった事が原因だったと告白する。

フレンズオブヘヴンに再び参加し、悲しみを受け入れようと努力するジェーン。

ウエイン牧師は、参加してくれてありがとう。と声をかける。

一方ジュデイは、刑務所の母親に面会していた。

そして、母親からの頼み事を聴く前に自分の母親に対して思っていた事を打ち明け様としていた。

それを聞いた母親は、恨み言ねと、聞きたく無さそうな素振りを見せる。

するとジュディは、違う、ただ、溜まっていた事を片付けたいだけ。

と、ジュディもまた、自分の抱えている原因を取り除こうと努力していた。

責めているのではない、母親がジュディに対して起こす行動をどう受け止めればいいか分からなかった事を伝える。

すると、ごめんなさい。と謝る母親が目の前に居る。

だけど、私も辛かったと、その行動には原因があった事を話し出す。

世話のかかる赤ん坊だったと、夜も眠らない、泣いてばかりで我がままだった、それで薬にハマったと言う。

それを聞いたジュディは、赤ん坊が依存症にしたの?と驚きながら聞く。

そんなこと言ってない、簡単に傷つくのね。と言い返される。

そうよ、心があるから。と言い返す。

そんなジュディを宥めるかのように、優しい子だった、友達には自慢の娘がいる事を自慢していると話す。

弁護費用を作って釈放してくれるってね。


お金はできなかったと話すジュディ。

そう、ガッカリね。と期待を裏切られた事を口にする母親。

それより、いい方法がある、仮釈放の審査委員会に手紙を書いてくれるだけでいい。

母親は、心を入れ替えた。と実の娘が手紙を書くと効き目があると伝える。

やってくれるよね?とねだる母親に、NO、と言ったジュディ。

いいよ。と言ってくれることを期待していた母親は、どうして?と信じられない雰囲気をだしていた。

ママは変わってない。と言い、それ以上の言葉が出ず、お互い見つめ合ってこの場面は終わる。


そして、解放された罪にまたもや、追い詰められそうな出来事が起こる。

スティーブの死体を埋めたと言っていた森で散歩中の犬が、人骨を発掘させてしまう。

ジュディが言ってたハートマークを付けた木の下だった。

そんな事は知らず、ジュディに、ペレーズ刑事が訪問する。

押収品の保管庫で見つけたジュデイの画はお礼にと持ってきてくれた。

スティーブのバッグとても役に立ったと警察署に持って来てくれたお礼だと言う。

ペレーズ刑事が帰った後、部屋の鍵をロックし、周りに人がいない事を確認すると、額を机の角で叩き付け壊し始めるジュデイ。

額からは、大金が出て来る。

そのお金をジェーンに見せて喜ぶ二人。

銀行には預けられないと言うジェーンに、使っちゃえばいいと言うジュデイ。

早速ローナに、家を買った時の頭金を返すと差し出した。

それを聞いたローナは、私を家族から追い出したいの?と怒り出す。

ローナを嫌いになりたくないから返すだけの事と言い、子供達のお婆ちゃんでもある家族を追い出す事なんかしないと宥める。

ウッド邸の物件で気が大きくなっているのではないかと指摘され、その物件を譲ると言うジェーン。

素直で潔い言動にまさか、自殺でもするの?と聞くローナ。


その代わりにMrs.ウッドの事を大事にして欲しい、あの人には、辛さを分かってくれる友達が必要なのと伝える。

了解するローナ。

ウッド邸では、引っ越しの準備中だった。

そこに、ベンの携帯に連絡が来る。

どうやら、スティーブの白骨化した遺体が発見されたという連絡らしい。

動揺を隠せないベンは、母親の顏を見れない為、アイスクリームを買ってくる、と家を出る。

そんな事とは知らず、ジェーンとジュディは、残ったお金で、チャーリーに車をプレゼントする為、帰宅中だった。

そんな帰路の道に標識が建てられているのを見て喜び、一時停止する。

事故を無くす為、一時停止の標識を立てる様に申請していた標識だった。

一度は、却下されたはずなのに、涙ながらに訴えに言ったジェーンの要望を受け入れられたのだ。

大喜びで、嬉しいことずくめの中、ゆっくり発進させた車に、横から猛スピードで追突された。


気を失うジェーンとジュディ。

横から追突してきた相手はベンだった。

助手席には、空の酒瓶が転がっていた。

逃げる様にその場を立ち去るベン。

ここでこの回は終わる。次回はまだ、いつか未定なので、これでデッド・トゥ・ミー さようならの裏に は、終わります。

続きが見たああああい!

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