夏への扉 ―キミのいる未来へ―

夏への扉 ―キミのいる未来へ―

夏への扉が映画化される。

青春をSFブームの最中に過ごした小生にとって、この夏への扉は宝物のような本でした。それが映画化されるとなると、期待より不安の方が多くなってしまうのもしょうがない。

舞台も日本だし、かなり脚色されるのは覚悟してました。

ヒューマノイドロボットのピートが新たなキャラとして追加されるものの、これはこれでいい味出している。

なんとなく展開がバックトゥザフューチャーっぽいのは田口トモロウ扮する博士がドクに見えてしまうからか?

結果として大枠のストーリーは踏襲されているので、ラストのハッピーエンドは心温まります。

これはこれで良いと思います。

将来を期待される科学者の高倉宗一郎は、亡き養父である松下の会社で研究に没頭していた。早くに両親を亡くしずっと孤独だった宗一郎は、自分を慕ってくれる松下の娘・璃子と愛猫ピートを、家族のように大事に思っていた。

しかし、研究の完成を目前に控えながら、宗一郎は罠にはめられ、冷凍睡眠させられてしまう。

目を覚ますと、そこは30年後の2025年の東京、宗一郎は研究も財産も失い、璃子は謎の死を遂げていたー失って初めて、璃子が自分にとってかけがえのない存在だったと気づく宗一郎。人間にそっくりなロボットの力を借り、30年の間に起こったことを調べ始めた宗一郎は、ある物理学者にたどり着く。

驚きの事実を知った宗一郎は、再び1995年へと時を超える。ただ、璃子を救うためにー

監督:三木孝浩

出演:山崎賢人、清原果耶、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨臨、原田泰造、藤木直人

制作:岩上敦宏、市川南、佐々木卓也、鷲見貴彦、奥村景二、藤田晋、早川浩、渡辺章仁、小川真司、松橋真三

脚本:菅野友恵

原作:ロバート・A・ハインライン

音楽:林ゆうき

主題歌/挿入歌:LiSA

上映日:2021年06月25日

製作年:2021年

製作国:日本

時間:118分

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