もし世界がまだ仮想世界=マトリックスに支配されていたとしたら?
ネオ(キアヌ・リーブス)は、最近自分の生きている世界の違和感に気付き始めていた。
やがて覚醒したネオは、マトリックスに囚われているトリニティーを救うため、何十億もの人類を救うため、マトリックスとの新たな戦いに身を投じていく。
ネオとトリニティは実は生かされてて、仮想現実に閉じ込められてたって事かな、60年経った現実世界の人達が生きてる事に気づいてネオを救って、ネオがトリニティも救う話。モーフィアス自体はとっくに死んでるけど、キャラ自体はプログラミングに残ってるからってことね、
ネオが20年ぶりに感覚を取り戻してくるシーンはめっちゃワクワクした。ネオとトリニティが並ぶとやっぱり興奮する。ネオが銃弾を止めるシーンは懐かしかった。ネオの力がもっと覚醒する所が見たかったなぁ。続編まだありそう。
黒いロングコートにサングランス。ガンアクションに、重力を感じさせない動き。現実が仮想だったという衝撃。
マトリックスシリーズの素晴らしさって、唯一の世界観を構築したとこにある。けれど、ストーリーの根幹は、人生は選択の連続だという、揺るがない事実なんですよね。主人公は常に選択をせまられ、その度に未来を選びとってきた。
そんな主人公が、他人に選択を託すという場面が新鮮で。でも、結末を思えば、主人公が誰かに未来を委ねたのにも、納得できるというか。
年を積み重ねても、マトリックスのテーマは変わってないんだなと。だからこそ、最新作を製作したのだろうけど。
前半はメタな展開が続き、アクションがないまま最後まですすむのかな?って心配しましたが、中盤からはガンガン戦いだしたので、これが見たかったんだ!!って興奮しました。
キャスト
監督:ラナ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーヴス、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット=スミス、ヤヒヤ・アブドゥル=マティーン 2世、プリヤンカー・チョープラー、ニール・パトリック・ハリス、ジェシカ・ヘンウィック、ジョナサン・グロフ、クリスティナ・リッチ、エレン・ホルマン
原題:The Matrix Resurrections
上映日:2021年12月17日
製作年:2021年
製作国:アメリカ
時間:148分