2018年、ローアル・ユートハウグ監督によるアドベンチャー・アクション。
1996年に始まるゲームシリーズ『トゥームレイダー』、2013年にスクウェア・エニックス社が発売したリブート第一作目の映画化作品。
主人公ララ・クロフト役は、アンジェリーナ・ジョリーさんからアリシア・ヴィキャンデルさんに華麗なるバトンタッチ。
世界をまたにかけるトレジャー・ハンター“ララ・クロフト”！資産家で冒険家の父親が遺した彼女への最初のミッションは、世界を滅ぼす“幻の秘宝”を封印すること。世界を救うため、次々に降りかかる謎と幾重にも仕掛けられた罠を突破し、ララは誰よりも早くその“幻の秘宝”にたどり着くことは出来るのか！？
7年前から消息不明となっている父親の痕跡を辿るため、かつて父親が目指した日本の伝説の島へと向かう娘：ララ・クロフトを主人公にして、島のどこかに存在するとされ、世界を破滅させるパワーを秘めた“卑弥呼の墓”を巡る秘密結社：トリニティと主人公の熾烈な攻防を、ゲームさながらの本格アクションにより活写しています。本作はバイク便の仕事をしている普通の娘が父親の痕跡を辿る冒険を通じてララ・クロフト＝トゥームレイダーとして生まれ変わっていく、原作ゲーム同様に「エピソード・ゼロ」的冒険活劇譚なのです。
見所は絶海の孤島を舞台に繰り広げられる壮絶アクションであります。作劇的にはこれと言って褒めるべき点はないのですが、主演のアリシア・ヴィカンダーが文字通り体を張った熱演を魅せています。未開の自然を舞台にしたサバイバルアクションはハラハラドキドキの連続ですし(特に激流からの生還劇は迫力満点)、様々なトラップが行く手を阻む遺跡探索編は『インディ・ジョーンズ』へのオマージュたっぷりです。
キャスト
監督：ローアル・ユートハウグ
出演：アリシア・ヴィキャンデル、ドミニク・ウェスト、ウォルトン・ゴギンズ、ダニエル・ウー、ハナー・ジョン・カメン、ニック・フロスト
製作：グレアム・キング
製作総指揮：パトリック・マコーミック、デニス・オサリバン、ノア・ヒューズ
原案：ジェニーバ・ロバートソン＝ドワレット、エバン・ドハーティ
脚本：ジェニーバ・ロバートソン＝ドワレット、アラスター・シドンズ
原題：Tomb Raider
上映日：2018年03月21日
製作年：2018年
製作国：アメリカ
時間：118分
