アンベアラブル・ウェイト・オブ・マッシブ・タレント/The Unbearable Weight of Massive Talent

The Unbearable Weight of Massive Talent

ニコラス・ケイジが落ち目のスター「ニック・ケイジ」を演じるセルフパロディ的なエンタメ作品。

落ち目で借金まみれ、元妻との間にいる娘にも愛想をつかされかけているかつての大スター、ニック・ケイジ。再起をかけた大作映画への出演も逃し、踏んだり蹴ったり。そんな中、マネージャーから大富豪ハビの誕生日パーティーに出席すれば大金がもらえると言われ、しぶしぶ行くことにする。ニックの大ファンだというハビは実際にガチファンで、2人は意気投合。しかし、接触してきたCIAに「ハビは酷い悪人だ」と言われて……。

落ちぶれた元スターが再起を目指すというよくある話。タランティーノの「Once Upon…」でもレオが演じてたが、こういう設定だとニックの方が断然ハマる。実際落ちぶれてるし、よりイカれててチャーミングだし。

思うにニコラス・ケイジのチャーミングさはギリ二枚目半ぐらいの格好良さでも本人は世界一自分はイケてると思っててその様に振る舞うところにある。他のイケメンよりは落ちると卑屈になるんじゃなく、ダメさも含めて最高な自分。ある意味ものすごくピュアなんだろうな。

キャスト

監督:トム・ゴーミカン
出演:ニコラス・ケイジ、ペドロ・パスカル、シャロン・ホーガン、ニール・パトリック・ハリス、ティファニー・ハディッシュ、アレッサンドラ・マストロナルディ、ジェイコブ・スキピオ
脚本:トム・ゴーミカン
原題:The Unbearable Weight of Massive Talent
製作年:2022年
製作国:アメリカ
時間:107分

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